腰が痛いときはどこに行く?病院・整骨院・整体の違いとは?

プロ整体師が二度と行かないと誓った治療院とは?

腰を触る白衣を着た男性

高崎市出身の双龍門整体師、『黄 慶山(おう けいさん)』です。

 

腰が痛いとき、あなたはどうしますか?

「腰が痛いのを早く治したい!痛みをどうにかしたい!どこか腰が痛いのを治してくれる、いい治療院はないの??」

と思って、ネットで探してみると似たような治療院がズラリ。

それもそのはず現在日本には、接骨院や鍼灸といった治療院が数多く存在しています。

接骨院の数は2002年には25,975店舗だったのですが、2012年には42,431店舗に急増。

10年で1.6倍になってます。

(厚生労働省:平成 24 年衛生行政報告例(就業医療関係者)の概況より)。

 

これは、コンビニ最大手3社のセブン・イレブン、ローソン、ファミリーマートの店舗数の合計41,085店舗よりも多い数です。

しかも、これは接骨院だけの数で、整体院や病院なども含めると10万店舗を超えるのではないか、ともいわれるほど急増しているのです。

 

これだけ数が多いと「腰が痛い」という症状のときは、どの病院・治療院に行けばいいのかわからない。

ということで、プロの整体師である自分が考える「腰が痛い」ときに行ってはいけない病院・治療院の特徴を紹介します。

 

二度と行かないと誓った整形外科

リハビリ用の治療器

「ここはもう二度と来ないな。。。」

腰が痛い!腰の痛いのをなんとかしたいと思い、藁にもすがる想いでいった病院や治療院。

そこで経験した苦い思い出は数知れず。

 

今は『黄龍英(おうりゅうえい)』先生に弟子入りしたので、腰が痛いと病院や治療院にお世話になることはなくなりましたが、、、

弟子入りする前は整形外科や整体、整骨院、カイロプラクティックと様々なところに腰が痛い状態になるとお世話になっていました。

自分は高校生のときから、慢性的な腰痛に悩まされ、毎日のように腰が痛い状態でした。

腰が痛い状態は高校・大学と続き、社会人になっても腰が痛いのは治ることはありませんでした。

 

そんな自分が、今から8年前。

車を運転していて、踏切で一時停止していたら、後ろから「ドン!!」と追突されたことがありました。

追突の衝撃で、腰が痛い状態に拍車がかかり、自分は保険を使って、当時勤めていた会社の近くにある病院(整形外科)に通うことにしました。

初めて行く病院だったので、若干緊張しながら、入っていくと中には待っている人がたくさん。

自分と同じように腰が痛いのか、待ちながら腰が痛いのを気にする仕草をする人もいました。

だいぶ待たされたあと、問診が始まったのですが、先生は書類を見ながら、

「どこが痛いの?」

と聞くので、

「腰が痛いんですが、、、」

と自分が言うと、

「そう。じゃあ、あっちの部屋に移動して。」

と言われ1、2分で問診終了。

 

そのあと、レントゲンを撮って。

「骨に異常はないね。腰が痛いのは筋肉でしょ。」と言われ、、、

腰を触って確かめるでもなく、腰が痛い原因がなんなのかを説明することもなく、早々にたくさんの治療器が並んだ部屋を通される。

で、治療器の前に座って、10分ぐらい腰に電気を当てられて終わり。

 

これで腰が痛いのが治るのか??

と、素人だった当時の自分でも疑問に思ったほど。

 

その後、保険金をもらうため(治療目的じゃなくなってる(^^;;)何回も通いましたが、腰が痛いのがよくなることはありませんでした。

 

整形外科・整骨院・鍼灸院・整体院の違いは?

電気治療器と白衣の男性

今ならわかりますが、交通事故で腰が痛い場合の保険診療というのは、病院や整骨院・整体院ができることに限りがありまして。

 

実は病院や整骨院・整体院って、名前によって持っている資格が違います。

 

・整形:整形外科医(医師)
・整骨:柔道整復師
・鍼灸:はり師・きゅう師
・按摩マッサージ・指圧:按摩マッサージ指圧師
・整体:民間資格

 

という感じになっており、整形外科医、柔道整復師、鍼灸師、按摩マッサージ指圧師は、国家資格のため腰が痛いときにできる治療法が決まっています。

国が決めた中での治療であれば、健康保険が適用されるんですが、それ以外は保険適用外になり、自費診療という形になります。

 

病院(整形外科)でできる治療法

 

自分が腰が痛いのを治すため当時通っていた病院は、整形外科の医師ということで、できる治療法は4つ。

 

・湿布や筋肉弛緩薬などの「薬物療法」
・引っ張る「牽引療法」
・筋肉を温める「温熱療法」
・リハビリ運動「理学療法」

 

になります。

この4つの療法を使って、病院では腰が痛いのを治療していきます。

 

整骨院ができる症状と治療法

人体の肋骨部分の模型

腰が痛い状態で整骨院に行くと、健康保険を適用できる症状は、

 

・骨折
・脱臼
・打撲及び捻挫(いわゆる肉ばなれを含む。)

 

となっています。

なので、腰が痛い場合、保険適用するには上記の3つに当てはめることになります。

腰が痛い場合、整骨院で行なう治療法としては、

 

・整復法:骨や関節がずれた際に元の状態に戻すこと。
・固定法:骨折の際、ギプスや包帯などで患部を動かない様にして回復を図ること。
・後療法:患部の機能回復を早めるために行うこと。
・手技療法:手や手の平で身体に刺激を加えることで自然治癒力を引き出す。
・物理療法:電気や光、温熱、冷却、音波、水などの物理的エネルギーを用いて身体の機能回復を図る。(電気療法、温熱療法、水圧療法などで知られていますね!)
・運動療法:運動を積極的に取り入れることで機能回復を図る。

 

を使って腰が痛いのを治療していきます。

 

鍼灸院ができる症状と治療法

背中に刺さったハリ

鍼灸院で保険適用できる症状は、

 

・神経痛:坐骨神経痛など。
・リウマチ:急性、慢性で各関節が腫れて痛むもの。
・腰痛症:慢性の腰痛、ギックリ腰など。
・五十肩:肩の関節が痛く腕が挙がらないもの。
・頚腕症候群:頚から肩、腕にかけてシビレ痛むもの。
・頚椎捻挫後遺症:頚の外傷、むちうち症など。

 

となっており、腰が痛い状態で鍼灸院に行った場合は腰痛症の治療になるため、保険適用の範囲になります。

 

腰が痛いときの治療法としては、はり師だったら

 

・きわめて細いステンレス製の鍼(長さ約40mm~80mm、太さ直径0.17mm~0.33mm)を経穴(ツボ)に刺入

 

きゅう師だったら、

 

・艾(もぐさ)を直接皮膚上に乗せて着火させる直接灸
・艾(もぐさ)と皮膚の間を空けて行う間接灸

 

を使って腰が痛いのを治療していきます。

 

按摩マッサージ・指圧師ができる症状と治療法

脚を両手で揉む女性

按摩マッサージ・指圧師で保険適用できる症状は、

 

・筋麻痺や関節拘縮等であって、医療上マッサージを必要とする症例について

 

となっていますので、腰が痛い場合、保険適用するには医療上マッサージをすることになります。

 

腰が痛いときの治療法は、

 

・按摩:なでる、押す、揉む、叩くなどの手技を用い、生体の持つ恒常性維持機能を反応させて健康を増進させる手技療法

・マッサージ:皮膚に求心的に施術することにより主に静脈系血液循環の改善やリンパ循環の改善を目的にした手技療法

・指圧:母指を中心として四指並びに手掌のみを使用し、全身に定められたツボと呼ばれる指圧点を押圧し、その圧反射により生体機能に作用させ、本来人間の身体に備わっている自然治癒力の働きを促進させる手技療法

 

を使って腰が痛いのを治療していきます。

 

整体でできること

白衣を着た男性の立ち姿

最後に整体ですが、腰が痛い状態で整体に行った場合には、民間資格のため、病院や整骨院と違い、保険は適用されません。

整体では様々な流派があるため、どんなことをやるかというのは、一概に明らかにできませんが、平たく言うと、、、

 

骨盤や脊椎などの骨格の歪みとそれを引き起こしている筋肉の緊張に注目し、緊張を緩和し骨格のバランスを整えて、様々な不調を手技(手を使った身体の調整法)だけで解消する

 

のが整体になります。

なので、腰が痛い状態で整体に行った場合は、なんの道具を使うこともなく、手を使い筋肉や骨格を調整していくことになります。

 

といったように、腰が痛い場合、健康保険を適用でできる治療というのは、病院・整骨院・鍼灸院・按摩マッサージ・指圧師といった資格によって決められています。

自分が当時通っていた病院(整形外科)で受けたのは「温熱療法」で、機械の前に座って、ただ腰に電気をあてるだけ。この治療法ならば保険が適用されるというわけ。

 

結局決められた治療法の中でしか腰が痛いのを治療できないので、効果があるかどうかは二の次になります。

 

保険診療の裏話

前髪パッツン女の子

なぜ保険診療では効果が出にくいのか?

病院・整骨院の裏話をすると、病院にいくと保険証を見せますよね?

 

保険診療をした後は、腰が痛いという症状に対して、こういう治療をしましたとその人が加盟している保険会社に病院・整骨院から治療費を請求することになります。

で、国が決めた治療法の中でやらないと、保険会社が「これは認められない」ということで、保険請求を突き返してしまう。

つまりお金にならないわけです。

 

特に最近では整骨院の保険診療を問題視する声が上がっていることもあり、整骨院での保険適用が難しくなってくるということが言われています。

 

で、なんで整骨院で保険診療が通らない場合があるのかというと、国が決めた治療法では、ほとんど治すことができないというのが大きく関係しています。

国が決めた治療法でやると、腰が痛いと言っている患者さんの痛みは改善できない。

でも保険診療でやらないと患者さんが来ないということもあるようで、整骨院では患者さんの腰が痛いのを治すよりも、お金の方を優先してビジネスのためにやっている部分が大きくなってしまうわけです。

(ちなみに交通事故の保険って、治療院にかなり実入りが多いそうです。)

 

経営面から見たら、保険診療というのは、患者さんの負担が減り実入りが多いわけですから、取り入れたいと思うのかもしれませんが、、、

せっかく時間とお金を使ってお見えになっているのに、なんの効果もない治療で終わりというのは、なんかおかしいんじゃないかと。

何が言いたいのかというと、やっぱり治療を受けるならば、病院・整骨院・整体院のどこでも治すことを追求している治療院を選ぶことが重要ということです。

 

病院・整骨院・整体院の選び方

笑顔のスーツ姿の女性

問診の際に、症状が起こっている患部を触診したり、症状が起きた背景を聞いたり、動作確認を行ったりして、その後、どうして症状が起こったのかを説明する。

 

腰が痛い原因がなんなのかを説明できない病院・整骨院・整体は、はっきり言って自分の経験上、おすすめできません。

 

原因がわからなければ、根本的な治療はできないのは当たり前だからです。

 

親身になって、しっかり原因を説明してから、治療までやってくれる病院・整骨院・整体を選ぶこと。

保険診療で受けたいのか、自費診療でも痛みを改善してくれる整骨院・整体がいいのか。

 

病院・整骨院・整体に行く前に、その治療院のホームページを確認したり、知り合いに聞いてみたりしてから、受診されることをおすすめします。

腰が痛いときの病院・整骨院・整体院選びの一つの指標として、参考にしていただければと思います。

関連記事

  • 腰が痛いときのお灸活用法腰が痛いときのお灸活用法 高崎市出身の双龍門整体師、『黄 慶山(おう […] Posted in ブログ, 腰痛
  • 腰が痛い原因と治し方!腰が痛い原因と治し方! 日本人のほとんどが経験しているといっても過言ではない腰痛。   厚生労働省が出している「平成25年 国民生活基礎調査の概況」によると、腰痛は男性では1位、女性では肩こりに次ぎ2位になるほど、症状を自覚している人が多くなっています。   この統計からわかるのは、病院に腰痛で通う人が多いことと、腰痛の治し方が確立できていないから、腰が痛 […] Posted in ブログ, 腰痛
  • 腰痛が寒さでひどくなった時の対策と予防法とは?腰痛が寒さでひどくなった時の対策と予防法とは? 高崎市の腰痛専門院『群馬双龍門整体院』の福島健二です。   朝、ベッドから起き上がることのできない腰の痛み。 夜、寝返りを打てないほどの腰の痛み。   久しぶりにひどい腰痛を体験しています。   そのきっかけになったのは、、、   ■急に腰痛になった理由は「寒さ」   先日 […] Posted in お知らせ, 腰痛
  • 腰痛専門院を名乗る理由とは?腰痛専門院を名乗る理由とは? 高崎市で唯一の秘孔を使って、腰痛を改善する腰痛専門院、群馬双龍門整体院の『黄 慶山(おう […] Posted in 腰痛
About The Author

黄 慶山

福島健二(ふくしまけんじ) 中国伝統医療【双龍門】認定整体師 群馬双龍門整体院 代表 1980年生まれ。群馬県高崎市出身。 病院では治せないと言われた患者を、中国伝統医療独自の施術で1万人以上救ってきた1800年の続く流派【双龍門】第76代承門に弟子入りし、整体術と氣功を伝承。 3年間で500人以上の患者に効果を上げる。 あるとき、患者さんに「痛くしないでください」と言われたことをきっかけに、自分自身が施術を受ける際も痛くされるのは嫌だったことから、痛みを感じさせずに痛みを改善する施術方法がないかと研究。 結果、まったく揉まず、痛みを感じることなく体の痛みを改善する方法を発見。その施術方法での改善率は91.3%にものぼる。 「薬を使わずに健康な身体づくりが簡単にできる社会をつくる」をミッションに掲げ、活動中。 1歳の息子と7歳の娘の父親でもある。 趣味はソフトボール(中学校からずっと続けている) ・著書 『筋トレなし、ランニングなし、食事量制限なしで内側から活力みなぎる引き締まった体をつくる方法』(Kindle)

コメントはこちら